出版社内容情報
新しい現代風の漫画家による最新の世界の歴史の学習マンガ。十字軍の遠征、百年戦争、モンゴル帝国などの歴史を描く。
新しい現代風の漫画家による最新の世界の歴史の学習マンガ。中心となる人物を軸に、十字軍の遠征やモンゴル帝国などの歴史を描く。巻末には年表、用語解説など、歴史学習に役立つ解説ページを設けて、さらに歴史への理解が深まるようになっている。
目次
1 十字軍の遠征
2 くずれゆく封建社会と強まる王権
3 ジャンヌ=ダルクと百年戦争
4 チンギス=ハンとモンゴル帝国
5 マルコ=ポーロと東西交渉
まんがの内容がもっとよくわかる 時代のまとめ
著者等紹介
近藤二郎[コンドウジロウ]
早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学エジプト学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
94
1095年11月ローマ教皇ウルバヌス2世は神の名にかけて聖地イェルサレムをイスラーム教徒から取り戻すよう演説を行い、1096年隠者ピエールに率いられ民衆十字軍がアナトリアまで行き、第1回十字軍ロレーヌ公らは1099年イェルサレムを占領、イェルサレム王国が建国された。しかしイスラーム側はアイユーブ朝を打ち立てたサラディンが1187年イェルサレムを奪い返した。その後第7回まで十字軍が派遣されたが、聖地を回復できなかった。十字軍により騎士階級は没落、東方貿易が拡大した。都市も発達し、貨幣が流通するようになる。2023/04/01
Aya Murakami
80
図書館本 モンゴルで紙幣が使われていた…。その前にも中国で紙幣は使われていたようですね。ちなみに当時のよその国で紙幣を発行してもはやらないと作中の人物は語っていました。紙幣って国とか政府に信頼がないと成立しないらしいですからね…。後はある程度産業が発達してくると自然と経済のやり取りに実体のないものが使われだすとか?今でいう暗号資産とか仮想通貨のニュアンスといっていいのかも?2020/07/16
たまきら
28
麗しい絵ですが、空しい戦いが続く十字軍、宗教と権力蠢くヨーロッパ史は暗黒時代としか言いようがないです。むすめさんはジャンヌダルク部分のみパラ読み。後半モンゴル帝国とマルコ・ポーロの話は面白かったです。2021/04/13
かいと
24
この本にたくさんたたかいの様子が出てくるので、この時代は戦いがよくあったんだなと思いました。2016/05/11
キャラメルベイベー@道北民
7
【図書室】2016/06/16