出版社内容情報
拾った携帯電話に導かれて、廃ビルで悪事をたくらむ電送怪人と名のるなぞの人物に出会う一人の少年。その電送怪人が次々と起こす怪事件を、少年をふくむ3人の少年少女探偵が、名探偵森江春策と滝警部の協力を得て、力を合わせて解決する。
内容説明
あやし~い博士のウワサ、知ってる?自分で発明した機械を使って、一瞬でどこにでもあらわれたり消えたりして、どろぼうを働いているんだって!人よんで「電送怪人」。立ち向かうのはもちろん、われらが圭くん、祐也くん、水穂ちゃん!3人が少年少女探偵団を結成するきっかけになった大事件がはじまるよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
80
ネオ少年探偵その2。少年少女探偵団最初の事件なんで時系列的にはこれが1作目。物質伝送のトリックも挿絵入りでわかりやすい。2015/06/04
あおい
9
落ちていた携帯電話の指示に従って辿り着いた先には怪しい男が…少年少女探偵と名探偵が活躍する。表紙や導入部分の妖しい雰囲気がいい。2016/09/03
zen1ro
6
森江氏の 関連小説 気になるな2016/06/05
へくとぱすかる
5
「ネオ少年探偵」。いやぁ、やってくれます。タイトルがまさに乱歩世界ですよ。怪しい白衣の博士は出てくるし、最高です。新本格以後の作者ですから、乱歩ではできなかったヒネリも充分に楽しめます。ラストで「森江先生バンザーイ」ってやらないところが、21世紀の作品なんですよねえ。2013/11/10
つばめ子
2
★★★☆☆あぁ。懐かしい。BISで紹介されてるのを読んで再読したけど懐かしさで悶えた。森江先生かっこいい。今読むとすごく薄い内容に思えて子供向けだなぁって感じたけど当時はすごくワクワクして夢中になって読んだことを思い出した。年齢が変わるに連れて読んだ本の印象が変わっていくのは面白いけれど寂しいことであることも思い出した。2017/06/25