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内容説明
今夏最大の話題作・劇場アニメーション『ブレイブストーリー』を製作したＧＯＮＺＯを率いる男・村濱章司（ＧＤＨ代表取締役会長）。「ただのオタク」はいかにして「成功したオタク」に成り上がったのか。アニメに命をかけた大馬鹿野郎のサクセスストーリー。
目次
自伝（ものをつくる喜びを知った青春時代；制作マンを経て、ＧＯＮＺＯ設立へ；ＧＯＮＺＯ危機一髪！そして合併へ）
経営論（最優先事項は、ブランドの確立；ブランド拡大のため、実写事業へ参入）
著者等紹介
村濱章司［ムラハマショウジ］
１９６４年生まれ。大学在学中よりガイナックスの前身であるダイコンフィルムに参加、８５年から映画「オネアミスの翼―王立宇宙軍―」の制作進行としてガイナックスの契約社員となる。８７年に正式入社。ＴＶ「ふしぎの海のナディア」アニメーションプロデューサー。９２年１月にガイナックス退社後、同年９月、有限会社ＧＯＮＺＯ代表取締役就任。９７年、日本初のフルデジタルアニメ「青の６号」を制作。２０００年、ゴンゾ・デジメーション・ホールディングス（現ＧＤＨ）を設立。現在、同社代表取締役会長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー。０６年からは実写映画制作の新ブランド「ゴンゾレヴォリューション」プレジデントもつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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富士さん
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90年代中盤のデジタル導入時期の業界をおさらいしたくて再読。改めて読むと、個人的に見たり聞いたりしてきた現実と村濱さんの認識が全くと言っていいほどかけ離れているのにビックリしました。とりあえずの情報は拾いましたが、記録として使えるものがあまりない。走り続ける経営者に観察者であれと言うのは酷なのかもしれませんが、ちょっと堅実な話が足りないのではないでしょうか。勝ち続けている限り何でもそれなりに正しいとされるもの。村濱さんの本当に聞きたい話はこんな時代のものではなくて、むしろ今のものなような気がするのですが。2016/09/21
