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内田康夫ベストセレクション
死者の木霊

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  • サイズ B6判/ページ数 411p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048741323
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

国民的推理作家が誕生した衝撃デビュー作!――内田康夫ベストセレクション

信州の松川ダムでばらばら死体が見つかる。借金がらみの単純な殺人事件と見えたが……。警視庁の切れ者岡部警部と信濃のコロンボ竹村警部が共演した衝撃のデビュー作。

内容説明

信州の松川ダムでバラバラ死体が発見された。事件が報道されてすぐ、あるタクシー運転手が、知らない男に頼まれて東京都中央区日本橋近辺から段ボール箱に詰められた遺体を運んだと出頭してきた。ほどなく捜査線上に容疑者が浮上し、単純な借金がらみの事件かと思われたが…。警視庁の切れ者・岡部警部補と、信濃のコロンボ・竹村が初の共演。竹村が執念で、猟奇殺人の真相をあばく。実際の死体遺棄事件に着想を得た、騒然のデビュー作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

北浦透

3
 プロローグの官能的なシーンから引き込まれて、一気に読了。現在の竹村警部といえば、飄々としているイメージだけど、この作品で見せる執念の捜査には感嘆してしまう。警察官でなくとも、組織の決定を覆してでも捜査を続け、さらに悲劇を起こしてまでも、真相を追究する姿は胸を打つものがある。竹村刑事の人間味と、彼をとりまく人々の温かさも心に残った。それにしても、自分は竹村刑事の年齢を抜いていたのかと感慨。2015/03/01

うず

1
思ってたよりも面白いぞ。 しかし今から40年ぐらい前?もっとか?は緩いね。 飲酒運転してるし。 人の住所勝手に教えちゃうし。 ラブホじゃなくてモーテルだし。 今の感覚で読むと「えぇ!?」って思うことだらけ。 でも作品自体は面白かったよ。とくに竹村刑事が謹慎くらってからの展開がドキドキした。 これがデビュー作ってんだから、やっぱり才能がある人はすごいね。2018/01/15

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