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内容説明
本書は1999年9月13日から10月4日まで全4回放映されたTBS系「コワイ童話親ゆび姫」と2000年1月5日から26日まで全4回放映された「悪いオンナ占っちゃうぞ」のシナリオをまとめたものである。
著者等紹介
宮藤官九郎[クドウカンクロウ]
昭和45年7月19日生まれ、宮城県出身。日本大学芸術学部中退。21歳で大人計画に参加。俳優として活躍すると共に、「ウーマンリブ」シリーズでは作・演出も手がけ、パンクコントユニット“グループ魂”では構成とギターを担当する。「ロケット・ボーイ」「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」などのドラマの脚本を手がける他、「笑う犬の情熱」などバラエティの構成にも参加。2001年公開の映画『GO』の脚本では映画賞を総ナメにし、映画『ピンポン』もロングランとなった。今、最も注目されている脚本家である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまりす
2
たまたま図書館で見つけ借りた著書。深夜ドラマのコワイ童話シリーズ『親指姫』、ワルイ女シリーズ『占っちゃうぞ』のシナリオが収録。うわあああキャスティングも良いのにシナリオがめちゃくちゃ面白い!リアルタイムで見たかった!クドカン節炸裂のセリフ達が生き生きどころか暴れまわっていますw狂った栗山千明さん見たかったなあ…DVD無いのかな?最近ホラーっぽいドラマ無いですね…再放送でコワイ童話シリーズやって欲しいなー2015/03/29
笑える本を読も男!
2
「宮藤官九郎TVシリーズデビュー作」そんな見出しが帯にでかでかとつけられたドラマ脚本集。「親ゆび姫」と「占っちゃうぞ」…。そんなドラマあったかしら?おそらくこれらのドラマのことが記憶に残っている人は少ない。というのもこの2本のドラマ、深夜枠で細々と放送されていたうえ、特に話題になることもなく終わったドラマなのだそうだ。そんなドラマの脚本がなぜ、と思うかもしれないが、これはあれだ。明らかに木更津キャッツアイとかIWGPの人気を受けて、それに便乗する形でとりあえず出されたような本なのだ。2012/08/25
奈落
0
宮藤官九郎氏の初期作品。要所要所に光る台詞回しや伏線の貼り方など、今の宮藤氏を彷彿とさせる内容。分量もほどよく綺麗に纏っていて飽きずに面白く読めた。2023/01/25