内容説明
わたしは人を殺してきた。祖母を、父を、母を、そしてすべての人々を。衝撃の自伝小説。
著者等紹介
坂東眞砂子[バンドウマサコ]
高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアで建築とデザインを学ぶ。82年、第七回毎日童話新人賞、96年『桜雨』で第三回島清恋愛文学賞、97年『山妣』で第二六回直木賞受賞。現在、タヒチ在住
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感想・レビュー
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*мiкi*
3
いつも久しぶりの読書。 自分と向き合いたくないなぁと思いながら手に取ったけど失敗した。 自分とも向き合いながら読まなくてはならなかった。 しかし個人的には「普通じゃない」ことについて実に肯定的に捉えられたので非情ひに清涼な読了感にみたされてる。 物事を自分の受け取りやすいように受けとるってコビーさんが言ってたけど、いいの。 好きなように捉えればと思う。2017/08/02
猫草
3
アタシと世界の間には膜がかかっている!自分を傷つける人を心の中で消して行く!家族も友達も恋人ですら消し去りたい!孤独から逃げられないことを知っているから・・・2014/03/21
akir@t
1
著者の半自伝。あれらの作品はここから生まれた、と納得できる内容。2008/01/06
いろいろアッテナ
0
★☆☆☆2007/08/29