内容説明
平将門が護持していた三種の神宝を現世で狙う者がいる。守るのだ―将門の血をひく大学生・竜野は、夢の中で将門の娘・滝夜叉姫のお告げを受け、伝説の宝をもとめ東奔西走するはめに。行く先々で妨害工作にあうが、竜野に協力する者も現れる。同じころ、北陸の原子力発電所がアジア小国のテロリストに占拠される事件が発生!日本最大の危機に対処を迫られ揺れる内閣、パニックに陥る国民…。そんな状況のなかで、竜野は滝夜叉姫から新たな使命を課せられる。―将門の神宝を巡る千年の攻防!圧倒的スケールで放つ異色伝奇サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
45
★★☆井沢作品は基本歴史をベースに、歴史の真実を解き明かす作品と歴史をネタに物語を創作する2つのパターンがあるが、当作は後者。また彼得意のテンポやスピード感もなく、駄作で残念な作品。概要としては、平将門の至宝「三宝の神器」をめぐり、将門の娘瀧夜叉姫がその祖先 竜野隆之の夢に現れるところから物語は始まる。神器を集めることがこれから発生する国難に対抗できる唯一の策であると告げられ その捜索、さまざまな妨害、そうして国際テロにまで巻き込まれるが、という作品である。2016/11/12
depo
1
図書館リサイクル本。2021/11/29
フウミズ
1
soso 902021/06/21
おふねやぎっちらこ
1
面白かったが、荒唐無稽、ご都合主義。あれだけの神宝がありながら、何故苦労するのか。2001/07/01
二分五厘
0
2000.6.4