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内容説明
シャムラバートの内乱に乗じ、ついに大国が動く!緩衝地帯の平和を謳い、共和国艦隊を出動させるルフェール。それはロアキアに格好の出兵理由を与えることにほかならない。銀河全体にきな臭い暗雲が漂い始めるのだった。ウェスタディアは大国の手先として翻弄されることは必至。双星はその野望を未然に防ぐため無謀な賭けに出る。それは共和国艦隊の到着前に、シャムラバートの内乱を収めるというものだった。だが、その前に血に染まりし聖者の異名を持つジャラールが立ちふさがる。双星を瞠目させるジャラールの将才に、ウェスタディア軍は壊滅の危機に陥り―。
著者等紹介
小河正岳[オガワマサタケ]
1975年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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紅狐
5
継続してシャムラバードとの戦いとルフェールの策略。対シャムラバードの戦いは、藩王候補のシャーラが居るのだから通信して戦闘を回避するという手があったはずなのに何故それをしなかったのかが分からない。そしてシャーラがジャラールに死刑宣告する場面も、アダマーン辺りがジャラールの裏切りの理由を事前にシャーラの耳に入れておくことも出来たと思う。この辺りがどうも納得いかなかった。天下三分にするとして、ルフェール=セルウィン、ロアキア=オリアス、ウェスタディア=ルシリアという図になるか。果たして同盟は作れるのか?2011/10/05
Humbaba
2
人を許すことは難しい.そして,人は自身信に降りかかってきた不幸をもっとも大きなものとして判断しがちである.家族を殺された不幸.それは非情に悲しいことではある.しかし,それ以上にそれによって引き起こされた戦争によって死んでいった者たちは悲しいであろう.2010/12/16
スパーク
2
各小国の軍人に面白そうな人物が配置された………って事は、小国連合に向けて準備は整ったと解釈してしまいますな(笑) ってか、揃う場面と共闘する所が早く見たい♪2009/12/21
シュエパイ
2
王子様、超小物過ぎて一周して笑えてきます。自分より輝いてる人を見るのが辛いのは、判りますけどもね。2009/12/13
みどり
1
戦場が面白いことになってきた。2018/08/21