電撃文庫<br> ウェスタディアの双星〈4〉うら若き女王騒乱に立つの章

電撃文庫
ウェスタディアの双星〈4〉うら若き女王騒乱に立つの章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048675253
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

滅亡の危機を乗り越えたウェスタディア王国。安堵した国民たちに求められ、ルシリアはジェルトルーデ領に巡幸することになる。王宮から離れた束の間の休息。チェザーリとデートまがいのお忍びもでき、ご満悦のルシリアなのだった。一方で王国に不穏な影が忍び寄ろうとしていた。誰かに仕組まれた王子コルネリオの帰国。王位を求めるコルネリオの呼びかけに不遇をかこっていた諸侯が続々と挙兵する。ついには最も恐れていた事態―諸侯連合軍とバドエルたち国軍の交戦にまで発展してしまう。どちらが勝っても国は衰える内乱を、ルシリアは戦わずして勝つことを求められ―。

著者等紹介

小河正岳[オガワマサタケ]
1975年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

彩雲

2
感想は一言「安っぽい」。今回はロアキアの皇子オリアスの「憂さ晴らし」だけで政治的に全く意味の無い謀略によりウェスタディアが内乱状態になる話。前半の他愛の無い話は楽しく読めたが、謀略が動き始めると登場人物の無能さに辟易。特にジェルトルーデ子爵は本当に有能なのか?そして、後半、ルシリアが立った後はまともに読む気になれず。「徳」というものを履き違えた薄っぺらい仁愛にげんなりし、視線が紙面を上滑りしてしまった。比喩でなく頭痛がしてきた。。2011/09/20

TEtra

2
姫様とチェザーリメインのおはなし。このコンビの関係性って自分の好みにドンピシャなのですよね。続刊以降でもこのコンビに出番があればいいなー2011/01/23

びーるす

2
お忍びの描写は良かったので、今後も日常描写を織り交ぜて欲しいな。大国や周辺諸国の動静がまだ書かれていないのに、外務卿の能力が劣化気味なのは気になる所。内戦の終結の仕方は、あの姿勢が何処まで続けられるか期待。2010/04/30

Humbaba

2
やっと手に入れた国の平和だったが、兄が帰ってきたことからあっさりと崩れ去ってしまう。責任をとって辞めることはたしかに綺麗かもしれないが、無責任でもある。本当に責任を感じるのならば、自分ですべての幕引きをするべきである。2010/03/28

arigamin

2
内乱編。コルネリオ兄さんかっけーっす。ラストのルシリアの説得演説が良かった。この作品、舞台が宇宙なのに戦闘描写が平面的だって突っ込みがよくあるけど作中でそれに対する方便が出てて笑った。何よりまだ続きがありそうな事にビビる。いいぞもっと続け。2009/03/05

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