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内容説明
ごく普通の高校生、歌鳥がバイトに応募した書店「言想堂」は“言霊”を操る言想魔術師のアジトだった。面接中に言想獣の襲撃を受け怯えて辞退したものの、店長に魔術師の素質を見出され採用されてしまう。翌日、歌鳥は面会禁止の謎の店員と対面する。その少女、フラグと言葉を交わした瞬間、彼は恋に落ちた。そして彼女を狙う「言霊会」との―己の運命との戦いが始まった!第12回えんため大賞特別賞受賞、変幻自在のSPELLが綾なす奇想コトバ×バトル。
著者等紹介
一橋鶫[ヒトツバシツグミ]
1987年生まれ。広島県出身。東京都在住。『魔術師たちの言想遊戯(ロゴスゲーム)(1)』で第12回えんため大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
10
2巻まで並んでいる人気シリーズぽいものの一巻を手に入れた。 面白いのだけど、ラノベ的な面白さはこのあとも続くのだろうけれど。 ……わたしの一番好みなのがヒロイン登場の瞬間の人称と文章の魔術。輝きすぎていて、あとがかすんでしまった。こういうアイデアを思いつくひとがショートショートをたくさん書いてくれたら幸せなんだけどな。 「ショートショートは儲からない。長編になるようなネタを惜しげなく一篇につぎ込むからだ」と故星新一氏が繰り返し書いてたっけ。2015/05/11
た〜
6
主人公の立ち位置がコロコロ変わる。死んだふり多め 中盤は面白いが序盤と終盤〜ラストがいまいち読みにくい2013/10/29
KEI
5
購入。第12回えんため大賞特別賞受賞作。凄い。全く面白くなかった。ヤマもないし、キャラの魅力もないし、不要なサブカルネタ・台詞も癇に障るし。言葉遊びが好きでダブルミーニングとか大好物なんだけど、この作品は無いわ。異能殺しの炎って・・・それなんて『沈黙』?2011/03/14
nawade
3
★★★☆☆ ありとあらゆる場所に漂っている霊的な力を言霊と命名するのはどうだろう?それはともかく、ひょっとして叙述トリックを仕掛けてきているのか?と警戒したが考えすぎでした。構成は良さそうなんだけど張られていた伏線があまり効果的に発揮されていないので見せ方をもう少し考慮した方が良かったかも。2011/03/08
はるぱん
3
言葉を使った魔術、ってそれ普通じゃね?と思ったのも今は昔。魔術の内容も馬鹿馬鹿しいものもありながら楽しめたし、シリアスにパロディネタをやらかすそのセンス、お約束を匂わせておいての展開と、新機軸感満載。これまさかタイトルまでネタだったりしないよね……?2011/03/07