内容説明
異端の疑いありとして、神の城へと連行されるヴェドリック。“魔女”の烙印を押され、数々の悪行を捏造されて、魔女裁判へと引き立てられてしまった。その姿を、煉獄から黙って見守るアンシャール、デニス、サーシャたち。人々に虐げられてもなお、ヴェドリックが告げたのだ―『人間に手を出すな』と。地下牢に収監されたヴェドリックは、残虐な拷問を受け続けることに。そしてついに、彼の瞳から光が失われてしまう…!神父と悪魔と、おまけの天使に人狼と夢魔。衝撃の展開が待ち受ける、シリーズ第九弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユイ
2
ヴィヴィの無敵っぷりとオッフィーの成長っぷりが楽しめた一冊でした。2012/03/03
つばな
1
伏線回収はしっかり進んでいい形で終わってくれそうで期待。しかしこれはキリスト教をテーマにしながら非常に日本的な作品ですごく楽しめた。あと一冊で終わりとかせつない。終わりたくない…。2012/12/29
藤邑
1
次がラスト。その前にヴェドの力、大盤振る舞いです。2009/09/25
紅蓮
0
ヴェドリック2度の奇跡の復活!!あっという間に異端の魔女から救世主になってしまった(笑)おまけに大いなるあの方のご登場、なんとその姿は・・・ってところで次巻最終話に続く・・・なんですね。この後が5ヶ月空いてて毎月発行日の25日前後は本屋に通いつめた記憶が蘇る・・・(笑)2013/09/14
れいてぃ
0
カトリックを信仰してるのでわりと衝撃を受けるシリーズ。「そんなはずはありません!」「そんなことを言ってはいけません!」とかよく言ってた昔のオッフィーの気持ちが、はらはらする焦りがわかる気がする。信じるものがもしもただの暴君だったなら、私はどうすればいいんだろう。自分の胸の中の神様なんてよく言うけど、昔からそういうものを信じられない私は弱い。ヴェドたちの世界がどうなるのか、見届けたい。ヴィヴィとアンのドキドキする関係も!あとデニス…!オッフィー強くなってかっこよくなったな…!2013/05/09