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角川oneテーマ21
古寺歩きのツボ―仏像・建築・庭園を味わう

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  • サイズ 新書判/ページ数 169,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047041936
  • NDC分類 185.91
  • Cコード C0295

内容説明

作家・井沢元彦が、「古寺歩きのツボ」をやさしく伝授!古寺を歩くことは、日本の歴史にふれ、日本を知ること。仏教をはじめ、古寺の三つのポイント―仏像、建築、庭園の基礎知識から探訪のマナーまで、歴史に通じた著者ならではの解説で、楽しく深い古寺歩きの知識が得られます。

目次

基礎篇 これだけは知っておきたい(仏像の基礎知識;仏像の美術史的アプローチ;建築;庭園)
実践篇 入門コース さあ、でかけよう(京都の古寺(金閣寺;千本釈迦堂;永観堂)
奈良の古寺
琵琶湖周辺の古寺
九州などの古寺)
実践篇 中級コース もうすこし足を延ばして(東寺;善水寺;三徳山三仏寺)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBS報道局に入社。在職中の80年に、『猿丸幻視行』で、第26回江戸川乱歩賞を受賞する。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観でテーマに切り込む作品で、多くのファンをつかむ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

10
仏像は、如来、菩薩、明王、天(13頁)。釈迦如来は、釈迦族の聖者(26頁)。阿弥陀は、浄土信仰のエース(27頁)。不空羂索は、網や縄で救ってくれる(36頁)。弥勒菩薩は、如来となって救世(37頁)。本書の前半で知識を整理し、後半で紹介されている寺社に実際に行って、さらに疑問を解消していく。そんな使い方が可能な好著。2013/08/11

編集兼発行人

1
独特の史観で名を馳せる小説家による仏閣への案内。三大要素である仏像建築庭園における着眼点を簡潔に提示する基礎編と実在の名寺群を巡り各々の魅力を平易に語る実践編とで構成。一口に寺と言っても時代によって注目すべき対象が異なるため各要素の特徴を少なからず知っておけば鑑賞の妙味を尽くせるし特に仏像に関して如来菩薩明王天の区分や印の結び方など格式や位置関係を理解することにより仏教的な世界の成立ちが如何なるものか把握できるものと合点。巻末に各地の推薦すべき寺々が要約で紹介されており旅行の際に携行して参照するのも有益。2015/01/18

mari

1
初期の私のバイブルでした。知りたい事が全部簡潔に述べられてて感動したのを覚えています2010/02/05

さびる

0
歴史を題材にした氏の小説はとても面白く、本作に寄せる期待も大きかったが、外れたようだ。豊富な薀蓄が披瀝されるわけでもなし、仏像の審美に言葉を尽くすわけでもなし。こんな内容で一冊の本になってしまうなんて残念だ。 2006/08/02

いざまさ

0
古寺歩きのポイントをわかりやすく解説してくれる一冊。前半の基礎編を読むだけでも、古寺、特に仏像・建築・庭園について、より興味をもって散策できる。京都・奈良に行きたくなる。★★★☆☆2012/02/27

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