角川選書<br> 戦国三姉妹―茶々・初・江の数奇な生涯

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角川選書
戦国三姉妹―茶々・初・江の数奇な生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047034822
  • NDC分類 281
  • Cコード C0321

内容説明

戦国時代、浅井長政を父に、お市の方を母として生まれた、茶々(のちの淀殿)、初、江。母の実兄織田信長に父母を殺され、豊臣秀吉の政略結婚に利用されながらも、三姉妹は自らの運命を切り拓いてゆく―。豊臣家の命運を左右した淀殿、大坂の陣で奔走する初、そして二代将軍徳川秀忠に嫁ぎ、三大家光を生む江。豊臣から徳川へ、激動する時代の転換期に翻弄された三姉妹の姿を鮮やかに描き出す。

目次

第1章 浅井長政とお市の方の結婚
第2章 二度の落城を経験したお市と三人の娘
第3章 秀吉の保護をうけた三姉妹
第4章 秀吉の二人目の正室となる茶々
第5章 徳川秀忠と結婚したお江
第6章 関ケ原の戦いと三姉妹
第7章 豊臣・徳川の力の逆転
第8章 大坂の陣とその後

著者等紹介

小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。静岡大学名誉教授。専攻は戦国時代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へたれのけい

2
サブタイトルの「数奇な生涯」そのものの三姉妹。ここら辺を書いた小説で、あまり陰謀陰謀してないものはあるのでしょうか?2014/12/05

座敷ワラジ

1
歴史ってだから面白いんだなぁと思った。見た訳じゃなく、憶測や偏った一片から残された資料、書く人の思い入れを元に出来てる。事実かどうかは誰も分からない。そこが歴史の面白さだと知った。2011/05/17

みなみ

0
浅井三姉妹の本。「小豆を袋につめるエピソードは後世の創作」このあたりを見ると、大河ドラマというのは難しいモノだなと感じる。その手の後世の創作のあれこれについて、あれは作り話ですから最新の研究でより史実に近いものをとやっても、なんだこれは、あの話が入っていない!歴史を無視している!と通説に押しつぶされてしまうのだ。淀殿はこの手の通説の犠牲の典型ではないかと改めて思った。2016/03/11

トメ

0
先日読んだ本の足りないところを補足してくれているような感じでスイスイ読めました。ただ、自分に学がないばっかりに、せっかく乗っている原文の解釈が正しくできている気がしないです…。スラスラちゃんと読めるようになりたいなぁ。小和田先生の本で北政所と淀気味の間に確執はなかったんじゃない?的なのを以前に読んだことがあったので、三姉妹的な視点から見てもやっぱり確執はなかったような気がします。2015/10/28

N_dept

0
とても分かり易く読みやすい本でした。戦国時代の女性、逞しい!時代ものは推察の部分が多いのも仕方無い。色んな作家さんの別の視点から見た、伝記をもっと読みたくなりました。2014/07/21

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