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角川選書
学校にできること―一人称の教育社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047034808
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0337

内容説明

学校教育はどうあるべきか。そして、学校が備えるべき文化とは何か―。長年にわたる教育現場での体験と人権教育の精神。そこから導き出された、子どもを伸ばすさまざまな具体的プランとともに、「力のある学校」のつくり方を提言。学力問題など喫緊の課題にこたえる実践的な学校論から、生きることの意味への問いまで、教育社会学の新たな可能性を切りひらく試み。

目次

1章 学校のどこが問題か―学校文化への視座
2章 どのように学校にアプローチするか―学校社会学の方法
3章 学校はどのように社会とかかわっているか―社会集団と学校
4章 学校はどのように生徒を選抜するか―中等教育論
5章 学校は何を生み出しているか―学力問題
6章 学校はどのように変化しつつあるか―教育改革
7章 学校のあるべき姿を考える―学校づくり

著者等紹介

志水宏吉[シミズコウキチ]
1959年、兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。東京大学教育学部助教授を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授。1991~93年英国ウォーリック大学客員研究員。専門は、教育社会学、学校臨床学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

15
著者が2010年時点での研究の集大成としてそれまでに出した著書をまとめたベスト盤のような内容。著者自身の個人史を織り交ぜながら研究を紹介し何とも人間味の溢れる。学校という制度、学校における教育、学力の階層性、どうしたら格差を少しでも縮められるのか、そして教育社会での研究の仕方というものがよく分かる。2019/02/08

Shiori Nak

0
全体的にとても参考になる。 学校というもの、学力についてなど2015/08/21

Tsuneyuki Hiroi

0
学校現場のおかれる現状とこれからを見つめた一冊。これから学校現場で働く者たちの指針となると思う。2014/12/28

なお

0
学校は企業のように市場の競争に乗せてはいけない理由がもう少し詳しく知りたかったな。小学校は平等、高校は階層分け、中学はその間をつなぐという考え方、また進路は自分で選んでるようでいて、階層分けのために選抜されている、という考え方、目からウロコ。学校にいる間は学生側の視点しかないもんな。2012/11/22

おつぁり

0
確定ではないけどこれぐらいの時期. 講義資料ですね. なかなかおもしろいとは思いましたが.2011/02/06

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