出版社内容情報
世にあふれるさまざまな長寿法や健康法ではなく、欧米で発達した「老年学」をもとに、生物学、心理学、医学、哲学、死生学の切り口から、「老い」を読み解く。より充実した日々を送るための一書。
内容説明
人間の潜在能力は、年をとっても再生や成長が可能であり、晩年はとりわけ創造的な時期である。さまざまな分野から、人間の「老化」のメカニズムを知り、「サクセスフル・エイジングとは何か」を明らかにする。老化は宿命や必要ではなく、病気とも別物である。年をとれば病み衰えて役立たずになり、社会的な厄介者になるという「老いの神話」を打ち砕き、「素晴らしい人生の秋」である老年期を愉しもう。
目次
第1章 寿命と老化について(老化は宿命ではない;生命の持ち時間 ほか)
第2章 「老いの意味」「老いの価値」(エイジズムとの戦い;人生の午後の輝き ほか)
第3章 老年期をどう過ごすか(老後を楽しむ;清福の楽しみ ほか)
第4章 現代養生訓(『養生訓』の教え;病いは気から ほか)
第5章 死をどう準備するか(死生学のポイント;死にゆく者 ほか)
著者等紹介
山本思外里[ヤマモトシゲリ]
1929年、満州(中国東北部)撫順市生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。読売新聞社で、社会部長、婦人部長、読売文化センター委員会事務局長などを歴任、1980年から同社のカルチャー事業を担当し、読売・日本テレビ文化センター専務、東京読売サービス社長、読売・日本テレビ文化センター社長、同社特別顧問などを経て、2001年より全国民間カルチャー事業協議会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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讃壽鐵朗
prosper12
讃壽鐵朗