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西郷隆盛伝説

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046210555
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

来るべき近代日本の理想像を追い求め、激動の幕末・明治維新にその一命を燃焼させた西郷南洲。人々を魅了する「清風」のような魂と、真の改革精神が刻んだ「日本の軌跡」を検証する、著者、渾身の維新史―。

目次

南洲墓地に眠る荘内の少年藩士
四つの南洲神社、秘史
西郷隆盛、二つの系譜安岡正篤と四元義隆
西郷を憎む会津、西郷を愛する会津
薩長閥政府に挑む「北方政権」の夢
荘内藩と大西郷の攻防
荘内藩転封騒動
西郷と菅と本間郡兵衛
明治六年の政変
西南戦争前夜
西南戦争と荘内
「列外の人」、相楽総三と西郷
さまざまな西郷観

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、ノンフィクション作家、評論家として活躍中。『週刊金曜日』代表取締役社長・編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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出世八五郎

3
著者に胡散臭さを感じていたのかも知れないけど途中で放り投げた。大西郷と呼ばれる人物の魅力を求めて読み進めたけど、そうゆうことは載っておらず庄内藩に恩義をかけた云々の箇所で挫折。知りたかったのはこうゆうことじゃなかったから。

マウンテンゴリラ

2
以前は著者に対して、権力及び保守勢力に対する時にはヒステリックな批判が鼻につき、あまり良い印象を持っていなかったが、最近では、深い教養に裏付けられた強い反骨精神の持ち主としての印象を持ちつつある。本書においてもこのような一面が発揮されており、西郷を大人物として認める一方、美化された部分だけを取り上げて偶像化するのではなく、赤報隊の偽官軍事件のような情を度外視した策略家の一面をも示した上での、全体的な人物評を展開しているところに伝記としての深みと信憑性を感じた。2012/06/29

かいな。

1
終始違和感を覚えずにはいられなかったのは、私が大久保ファンだからかも知れない。2011/03/31

夢仙人

1
戊辰戦争時の西郷と東北各藩との関係を詳細に記述している。秋田藩と仙台藩、会津藩と庄内藩の扱いの違い、西郷南洲遺訓の書かれた経緯。いろいろと知らないことを教わった。佐高さん有難う。2010/11/15

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