内容説明
ファーレン軍に背後をつかれ、愛するオスカーと離れ離れになったセシル。彼の行方を案じながらも、セシルはアルビオン軍に占領された都アンジェに向かい、人質となった幼王ルネとマルガリーテを救い出そうとする。一方アルマンは、仮初めの主君・ヴァンダリスを陥れようと謀っていた…。アルマンの陰謀はもう誰にも止められないのか。そしてセシルにも最大の危機が迫る―!?華麗なるグランドロマン、フィナーレ直前。
著者等紹介
志麻友紀[シマユキ]
8月31日生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲穗
8
オスカーは行方不明、ルネとマルガリーテは人質に…と難局にたたされたアキテーヌ。 状況を打破すべくセシルも動くが… 各国の王、皇太子級が狐につけいられる中、ルネ陛下はさすがです。 オスカーの教育のたまもの? マリーもなんだかんだいい働き…2020/12/26
浮草
0
ようやくアルマンの狐っぷりが認識されはじめた。転落するときはどうなるのか?2016/01/21
ちあきほ
0
転んでもタダじゃ起きないし、やられたならやり返すし、出来なくても一矢報いるのが主役級。マリーもセシルもオスカーも、そしてルネ陛下も。決して折れないから主役であるし、折れても戻るから主役級なのがアルマン。頼むからもっとエーベルハイトの人を出してくださいってくらいファンとサラの出番が無い。2014/02/07
punto
0
追記。2006/10/19
fakia
0
志麻友紀作品ではこのシリーズが大好きです。