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内容説明
高校対決のラストゲーム、商店街を使用した実物モノポリーがついにスタート!樫森高校の真行寺と桜川女子の華之宮は命運を託してサイコロを振り、両校の精鋭メンバーが激突する!白熱する一進一退の攻防が繰り広げられるなか、光明は確信の笑みを浮かべていた。それは、三校の統廃合問題を解決する最後の大仕掛けの成功が見えはじめたからだった―。母校存続を願い、奮闘する高校生たちを描いた現代版国盗絵巻、ここに終幕―。
著者等紹介
鷹見一幸[タカミカズユキ]
埼玉県北部在住。2000年『時空のクロス・ロード―ピクニックは終末に』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
自分の行動が他人からどう見られるのか。そのことを意識できている人間は、ではどうすれば他人が疑念を抱かないのかということまで判断を巡らせることができる。自分が公平であることを知っているだけでは不十分であり、他人が見てもそれが納得できるようにすることが大切になる。2013/12/10
ベガ@あやめ
5
再読。シリーズ最終巻、高校統廃合対決の決着。桜川女子高校vs樫森高校の決着。上手くまとめたなぁ。光明みたいな頭の良さがあれば私も立ち回り上手いと思うんだけどな。これの感想言い合える友達いないので誰か好きそうだなと思う方、読みましょ?好き嫌いははっきり分かれると思いますけど。2017/03/06
蕭白
5
面白かったです。エピローグをもっと読んでみたいと思いました。2016/10/14
ベガ@あやめ
5
副会長が会長の切り札なら、外交、ツッコミ担当の私は部長の切り札になりたい2016/01/25
Humbaba
4
いくら熱心に説得したとしても,人は自分の体験したことのないものをリアルに想像することは出来ない.見知らぬものと欲しったものを同時にすすめられた時,まずはよく知っているものを選ぼうとするのは自然な行動である.2012/07/29