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内容説明
ウロボロスの手から、O2ことオスカーシュタインを救いきれなかったリリエンスールは、カイユの館で突然倒れた。体の不調を懸命に隠すため、皆から離れ単独行動を取る彼を、心配げにみつめるジョナサンたちであった。一方、那藜の“大公”と仇名される、ユーフェアミの父、ナヴァルフォールがカイユへとやって来るが…。新生ラフェールをめざして、今、宇宙の歴史が、新たにまわりはじめようとしている。大好評、スペース・オペラ、感動の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
11
「外交とは流血を伴わない戦いですよ。こちらの犠牲は最小で、戦利品はできるだけ価値の高いものを多く得る。」が「暗躍(はぁと)」になるマリリンに拍手〜。死のカウントダウンを耳にしながら、これだけやりきる! 「一番大切な友人」には嬉しくってO2の手を両手で握り締めておめでとうって言ってあげたい(笑) ロヴの成長著しく、最後は天使的活躍のおかげで事なきをえたわけだけど、オドロの優先順位と野望について思いを巡らせてしまう。2014/09/10
まりもん
8
再読。マリリンが倒れたりと色々と心配事があったけれど、なんとかハッピーエンドに。ロブ君にとってはあまりハッピーエンドとはいえないようだけど。2012/02/14
punto
4
黒幕が分かったとき、信じられず、読み返してしまった(汗)。そ、そんな理由でたくさんの人を殺したんだ...ひどい。しかし、ラストはほっとしました。次は、カラワンギ・サーガラを読んでみたいと思います。2015/07/02
とぷら
4
一気に読破!展開がすごかった!この巻でO2の出生?が分かったり、マリリアードが倒れたり(>_<) さすが5巻目!詰め込まれてますね<> ↑三千世界からの読者だから出生は気になって気になって(笑) しかしまぁ、マリリンとO2の掛け合いとか、マリリンの母性愛じゃなくて父性愛溢れるロブへの台詞が素敵すぎてv ロブと一緒に一喜一憂してしまった。 。。。。(〃_ _)σ‖ それにしても、碑シリーズ読むと、三千世界のルシファの言動?とかO2との絡みかたとかが納得でした(笑)2011/04/20
鳩人
4
昔から思ってたけどこの表紙のマリリアードはどう見ても悪。2011/02/23