角川文庫<br> 悪霊の女王

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角川文庫
悪霊の女王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 466p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041383148
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いおむ

13
再読ー!冒頭の首都圏を襲った局地的な超絶ブリザードと後半の薔薇十字団だけちょっこと覚えていましたが、他は見事に忘れてました(^_^;)作者の強烈なエネルギーを感じる文章がストーリー性をぶっ飛ばしてなおあまりある面白さを出してます。2018/04/29

冬佳彰

7
本のシーンが自分の頭の中に残って仕方ない時ってあるよね。俺にもある。評価は高くなくても、なんなく「フック」のように頭に残って、おそらく他の記憶とか出来事にリンクしている。この『悪霊の女王』も、そういう小説だった。シリーズ化されるレベルの射程を広げた小説だったが、残念ながら続かなかった。俺の記憶に残っているのは、肥満体から戦士の体型に急激に変化した男が、どこかのバーのような場所で、どこかのエージェントみたいな男たち(記憶が曖昧)を爆発的な暴力でなぎ倒す場面だった。作者の、それを表現する文体に興奮したものだ。

のりのりのり

7
後半メッチャメッチャに面白すぎです。前半の主人公なんかより、後半での脇役たちのキャラクター、活躍のが断然魅力的、面白すぎです。狂戦士に古武道先生、老僧侶、残念なことに未完の作品であります。一端盛り上がりだすど、この作家の作品はとにかく凄いです。引きずり込まれます。迫力です。2015/11/16

5
久々の読書。時間が欲しい……。70年代の平井作品としては珍しく、一度しか読んだことがなかった。初読約20年前。当時は「幻魔大戦」や「アダルト・ウルフガイ」の後半部分を併読していた時期だったのであまり感じなかったが、改めて読んでみるとトンデモない内容だな、こりゃ。文章の迫力に押されて雰囲気に流されがちになるが、場当たり的な展開が多いように思われる。前記作品の様な長編化を前提とした作品なのだろうが、主人公のキャラ立ちが弱いのが続編が書かれなかった原因か。しかし平井和正の畳みかける文章は何年経っても圧巻。2014/07/28

ちび丸

4
★★★☆ 再読2015/03/07

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