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出版社内容情報
憲法改正はどうなるのか、野党再編は進むのかなど、いま知りたい日本が抱える課題を人気ジャーナリストがわかりやすく解説します。
内容説明
東京五輪、小泉元首相と原発、賃金格差、憲法改正…知りたいことがよく分かる！
目次
第１章 東京オリンピックは日本経済の起爆剤になるか？
第２章 どこまでいくアベノミクス。黒田日銀の実力はどれほど？
第３章 競争社会がやって来る。賃金格差再び？
第４章 年金支給は六八歳から？年金崩壊は止まるか？
第５章 現実化する憲法改正。その行き着く先は国防軍か？
第６章 問われる日本の外交力。米中露といかに向き合うか？
第７章 東電は「破綻処理」？それとも「解体」？
第８章 未来のエネルギー、あなたは何を選びますか？
著者等紹介
池上彰［イケガミアキラ］
ジャーナリスト。１９５０年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、７３年にＮＨＫ入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。首都圏向けニュースのキャスターなどを務め、９４年より１１年間出演したＮＨＫ『週刊こどもニュース』で話題に。２００５年３月にＮＨＫを退局し、現在はフリージャーナリスト。１２年より東京工業大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
86
今の時代、決断を迫られていることも多々あると思います。今の時代に不満がありつつも、自分で判断できない現状。様々な問題があり、それらを正確に把握し、今置かれている状況を知ることから始めることが今後の日本に生きる上で必要だと感じさせられます。分かりやすい池上さんの解説で、問題点、それに対する意見がしっかりと掴めました。今か未来か、どちらにしろ日本に対する責任をしっかりと個人個人が考えていかないといけないと思わされます。 2016/06/09
kinkin
73
この本が出版されてからも世界情勢はとても変化している。書かれている８章の中でも第五章、第六章は憲法と外交力についてだがアメリカ大統領選挙の結果がまさに想定外だったため特に難しい決断が必要になると思った。現在株価は上がって円安になっているがこれも揺れ幅が大きくなると思う。来年のことより来月のこと、来月のことより明日のことがいっそう読みにくくなるなー。 2016/11/26
みゃーこ
65
最近の時事問題、関心のあるテーマごとに問題提起と様々な選択肢を提示してくれる、読みやすく、時に痛烈に的確に本質を突く言葉には相変わらず読者をひきつけてやまない力があり、腹を抱えて笑う部分もある。オリンピック、年金、雇用、憲法改正、国際、原発等、先送りできない問題のオンパレードだが、目をそらしてはならない。2014/08/21
KAZOO
50
池上さんの本はたくさん出されていますが、非常にいつもながらそのわかりやすさに脱帽してしまいます。この本も最近のいくつかの問題を取り上げて説明してくれているのですがどれをとってもわかりやすさが最近の新聞記事よりもはるかにいいと感じさせてくれます。どこに問題点があるかもズバッと切り込んでいて歯に衣を着せずといった感じで新聞も少し見習ってほしいと感じました。2014/10/26
ごへいもち
39
池上さんと同じ時代に生きて良かった。日本でおきている酷い現実をわかりやすく伝えてもらいました。何か行動できるかわかりませんが意識を持つだけでもいいかと2017/01/30
