内容説明
どんなときも心を満たす豊かな人生のヒント。年間300人以上が訪れる薬草研究家・山さんが語る感謝する生き方、理想的な死に方。
目次
第1部 薬草とわたしの生き方(脳腫瘍と感謝する日々;薬草に託す思い;自分ではなく、誰かのために)
第2部 わたしが遺したい与論島(トートゥガナシ―受け継がれる美徳;先祖崇拝―“与論のたましい”;死があるから、生がある)
巻末特別インタビュー(医師・古川誠二さんに聞く「与論島の死生観」;与論民俗村村長・菊秀史さんに聞く「与論島の文化」)
著者等紹介
山悦子[ヤマエツコ]
1941年、鹿児島県大島郡与論村(現在は与論町)生まれ。30歳のときに脳腫瘍が見つかり余命宣告を受ける。金銭的な理由などで手術を諦めるが、幼いころから母親に教わってきた薬草の伝承を信じて食事療法の一環として取り入れ、2年で完治した。以来約45年にわたり、与論島にある100種類以上の薬草の研究を続け、「人々の健康と島のために」という強い思いから、心身の健康相談や薬草の啓蒙活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。