内容説明
琥珀色の目をしたシルバーブルーの猫バージャック・ポー。街の暮らしを愛する猫だ。自由気ままに生きることを夢みて、お屋敷から冬の街へ飛び出したのであった。『バージャック―メソポタミアンブルーの影』の続編。
著者等紹介
サイード,S.F.[サイード,S.F.][Said,S.F.]
1967年、レバノン、ベイルート生まれ。2歳からロンドン在住。『バージャック―メソポタミアンブルーの影』は2003年ネスレスマティーブック金賞受賞
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山県に生まれる。法政大学教授、翻訳家
相山夏奏[アイヤマカナデ]
神戸に生まれる。神戸女学院大学卒業。同大学非常勤講師。イギリスローハンプトン大学大学院児童文学学科修士課程に学ぶ
田口智子[タグチトモコ]
東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サラサラココ
5
テンポよく勇ましい猫たちの台詞と、くじけない精神。続刊があったらなあ。2022/12/18
紗絢(さあや)
1
てっきり続きもあるものだと思っていたので残念。ホリーの瞳の謎とか、明かしてほしかったなあ。2014/05/13
あられ
1
家猫からノラ猫になった主猫公。ノラ猫にはノラ猫の世界があった。けれど、身勝手な掟に従う訳にはいかない、アウトローになるのだ! ということで終わってしまったのだけれど。。。続きが読みたい。書いてほしいなぁ。。。映像化も希望。(そうとう気にいっている・笑)2012/01/23
Theodore
1
1巻で目にしてから気になる存在であったサリー・ボーンズが、単なる悪役に成り下がっていたのが残念。バージャックと同じ技を使うギャングのボス(しかも雌猫)ということで、これからどう主人公たちと絡んでくるかと楽しみにしていたのだが。明かされた敵の背景設定も、え? これだけなんですか、というくらいに薄かったし……。料理次第でいくらでも美味しくできた設定を無駄遣いしているような気がする。惜しい。2011/06/21
かねかね
1
ええっ! 続きが気になるのに、これで終わりなのぉ?! と、面白い話しなだけに、ちょいと不満が残ってしまいました(T_T)2011/06/05