朝日新書<br> 官僚の掟―競争なき「特権階級」の実態

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朝日新書
官僚の掟―競争なき「特権階級」の実態

  • 佐藤 優【著】
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  • 朝日新聞出版(2018/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022737977
  • NDC分類 317
  • Cコード C0236

出版社内容情報

【社会科学/社会】高級官僚の異様なまでの忖度力。超エリートとして高い実務能力を持ちながら、なぜ倫理意識の欠如は起こるのか。淵源には「城山三郎の官僚史観がある」と指摘。小泉・新自由主義後に現れた「第二官僚」とは何か。「民主主義の迂回路」を形成する政官の実態と思想的背景に迫る。

佐藤優[サトウマサル]
著・文・その他

内容説明

自殺の大蔵、汚職の通産、不倫の外務。かつてそう呼ばれ、今も特殊な「独自文化」に生息する官僚たち。難関試験を突破したひとにぎりの超エリートが、政策を作り、政治を動かし、実質、国家を「統治」している。どんなに不祥事を起こそうと変わることのない「全体の奉仕者」の実態とは何か?官僚の裏も表も知り尽くした著者の実体験にもとづく究極の官僚論!

目次

第1章 こんなに統治しやすい国はない
第2章 「死んだふり」を続ける外務省―清武英利『石つぶて』の原理
第3章 官僚たちのローカル・ルール―城山三郎『官僚たちの夏』という神話
第4章 「第二官僚」の誕生―民主主義の危険な「迂回路」
第5章 無意識の中の「ケガレ祓い」
第6章 官僚とは何か?―階級・新自由主義・税の収奪

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学神学部卒業。同大大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連日本大使館勤務。北方領土問題など対ロシア外交で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年、最高裁上告棄却。13年、執行猶予期間を満了し刑の言い渡しが効力を失う。同志社大学神学部客員教授、同大特別顧問、名桜大学客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かみぶくろ

64
2.8/5.0 日本の官僚について勉強中なのでそれなりに面白く読めたものの、新書としての出来はかなり悪いと思う。論点が散らかりすぎているし、満州事変とか宗教論とか資本論とか、官僚への繋げ方が強引過ぎ。結局この本の結論はなんなんだ?官邸と強固に結び付いた「第二官僚」と呼ばれる存在が、政策決定プロセスに強い力を持ってきているという指摘は、確かに頷けるものがあった。2021/03/07

さきん

29
国民が豊かになると政治への関心を失い、政治家の質が落ち、官僚が政治性を帯びて私物化し、社会が衰退して、場合によっては動乱が起きて、国民が貧乏になって、政治に目覚めるの繰り返し。その波をなるべく小さくするには、しっかり自分の考え、意見を持った国民が政治に関わっていかないといけないが。人材の質も大都市のプチ富裕層出身、中高一貫校男子に偏り過ぎている感じもして、そういう人にしか通過しにくいような選考体制というのもあると思う。2022/03/03

gtn

23
ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンの「信頼」を引用し、不信を招く事象があっても依然高い現政権の支持率を、すぐ見放すと「信用した自分がみじめに思えるから」と説く。しかしながら閾値を超えると、とたんに信頼を失うのが人間心理だとし、その例示として旧民主党から枝分かれした現野党を挙げる。れいわ新選組が伸張しつつあるように見えるが、それも所詮野党の中での票の食い合いであり、著者の謂いに一理あることが分かる。2020/02/14

inami

22
◉読書 ★3.5 かつて外務官僚(外交官)の佐藤氏は最近の官僚をどのようにみているのか?この1年、官僚の不祥事は「森友学園の決裁文書改ざん」、「女性記者へのセクハラ発言」、「身内の不正入試」、「働き方改革関連法案のいい加減データ」等々まあ酷いの何の・・著者は安倍政権を反知性主義(客観性や実証性を無視もしくは軽視して、自分が理解したい形で世界を理解する態度)だとして批判的立場・・官僚の「親分」は「一強」の安倍総理、「バカな国民をバカにして何が悪いんだ」と言わんばかり・・国民の皆さんちょっとは怒らないとね・・2018/12/17

フク

19
図書館 * 国策捜査の定義とは〈時代のけじめをつけるための象徴的な事件を摘発することで時代の転換を促す〉ものだそうで。 * 『官僚たちの夏』が気になる2019/08/09

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