内容説明
日々のニュースや情報にどのように接すれば、著者のように博覧強記で説明上手になれるか？必要な基礎知識や教養、新聞やネット、本などの使い方、１日の過ごし方などについて「池上式」を徹底伝授。佐藤優氏との対談では、「情報」をめぐる２人の意外な共通点が浮かび上がります。『池上彰のお金の学校』『池上彰の政治の学校』に続くシリーズ第３弾！
目次
１限目 ニュースの集め方（新聞から集める；海外から集める；雑誌から集める；情報収集あれこれ；本から集める；教養を高めてニュースを吸収する；経済ニュースを読むための基礎知識；政治ニュースを読むための基礎知識）
２限目 ニュースの読み解き方（ネットの読み解き方；本の読み解き方；新聞の読み解き方；新聞記事を実際に読み解いてみよう）
３限目 ニュースの活かし方
特別授業 情報力対談―佐藤優さんを迎えて
著者等紹介
池上彰［イケガミアキラ］
１９５０年、長野県生まれ。ジャーナリスト。東京工業大学教授。慶應義塾大学卒業後、ＮＨＫで記者やキャスターを歴任、９４年より１１年間『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。２００５年からフリーランスとして多方面で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
76
佐藤氏との対談が秀逸。ニュースを見る目が変わりそうだ。相変わらず池上彰本は面白い。大好き。2014/01/20
かず
55
★★★★★Audible。アウトプットを意識しながらインプットをする。新聞記事がよく分からないときは、自分の理解力不足ではなく、新聞の説明が悪いかもと疑う。面白かった。再読必須。2018/06/22
Gummo
31
「池上式」情報収集・分析・活用術。この教えを実践すればあなたも池上彰になれるかも。どんなニュースであれ、私たちの暮らしに多かれ少なかれ影響があるわけだから、ニュースへの無関心は自身の生活への無関心にもつながる。もっと紙の新聞を読まなきゃと反省。その上で、情報を鵜呑みにせず自分の頭で考えることも大事。刷り込みに弱いままではいけない。佐藤優氏との対談も充実した内容だった。反知性主義・ヤンキー政治に対抗するためにも、まず教科書を買ってこよう（高校の日本史Ａ、世界史Ａ、中学の公民を読むといいらしい）。★★★★☆2013/12/12
K(日和)
30
ハッとした言葉が複数。自分の価値を高め他の人と差別化したい、と願い本を読んだり自己投資をするのに、情報収集は専ら無料で済ます。「無料の情報を読んでいるだけでは、他の人と差をつけられません。」完璧主義に憑りつかれない。「すべての本を最初から読む必要はありません」インプットは0or100でやらない。「新聞と同じで、ザッと読んでおくか、まったく読まないかは、天と地ほどの差が出ます。」「情報を収集するのに金を惜しんではいけません。」自分の中に積み重ねて醸造して、有機的なつながりを発見できるように。2016/04/24
ふろんた
27
池上さんの情報のまとめ方、新聞活用法がよくわかる。巻末の佐藤優氏との対談も勉強になる。それにしても、このタイトルは如何なものか。こういうのに100%を超える数字を使うなよ。芸能ゴシップ3面記事かよ。2014/10/22
