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朝日文庫
挨拶はたいへんだ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022643360
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0195

内容説明

結婚披露宴でのスピーチ、喜寿の祝いでの乾杯の辞、友達の葬式での弔辞、パーティの「主人側」としての挨拶。簡潔でおもしろいスピーチをするにはどうすればいいのか?名著『文章読本』の著者が、自らの実例を掲げながらスピーチの心得を指南する挨拶の見本帖。井上ひさし氏との特別対談を併録。

目次

この抒情的な建築―村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』谷崎賞贈呈式での選考委員祝辞
パジャマのズボンの思ひ出―『忠臣蔵とは何か』野間文芸賞贈呈式での受賞者挨拶
結婚論についての一考察―千歳潤、山路元子結婚披露宴での祝辞
愛読者たちの嘆きを思ふ―植村清二告別式での挨拶
編集者としての運動神経―杉山正樹『郡虎彦・その夢と生涯』の芸術選奨新人賞受賞を祝う会での挨拶
十四番目に―『樹影譚』川端康成文学賞贈呈式での受賞者挨拶
会津の男についての放言的な意見―早乙女貢『会津士魂』の完成を祝う会
日本演劇史最高の名優になる―山崎正和『世阿弥』再演初日祝いでの乾杯の辞
「ニュー・ヨーカー」の向うを張る雑誌―「東京人」月刊になる会での祝辞
大人になつても見つづけてゐる夢―色川武大葬儀での弔辞〔ほか〕

著者等紹介

丸谷才一[マルヤサイイチ]
1925年山形県鶴岡市生まれ。1950年、東京大学英文科卒。主な小説に『年の残り』(芥川賞)『たった一人の反乱』(谷崎賞)『裏声で歌へ君が代』『樹影譚』(川端賞)、批評家としての著作に『後鳥羽院』(読売文学賞)『忠臣蔵とは何か』(野間文芸賞)ほか多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkm66

2
斯界の名士、なんでしょうな。結構参考になったとの覚えが。

ちいらば

2
本棚の整理中にたまたま手に取った。そういえば今度結婚披露宴に招待されるからもしものスピーチのために読んでおくか...って、こんなにも練り上げられて読んで楽しい挨拶、私にはレベル高過ぎて参考にならない!2015/03/09

shimiminzou

2
多岐にわたる挨拶のバリエーション。 とくに葬儀の際の故人に寄せる思いの深さを言葉で表すときに丸谷先生の人柄がうかがい知れる。2014/10/19

dyudyu

2
スピーチの教科書としても、気の利いた作家論としても読める。それにしても、ちょっと長いです。集め過ぎだよ。2013/10/09

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