内容説明
1996年、その年の流行語ともなった「援助交際」がピークをむかえた。何が女子高生たちを“援交”に駆り立てたのか。街を歩き、インタビューを重ね、問題のありかを探索し、その分析をまとめた衝撃作を10年を経て文庫化。新たに中森明夫氏の解説、圓田浩二氏、元援交少女との対談・座談会を収録。
目次
第1部 制服少女がパンツを売る理由(パンツを売ってどこが悪いの?;団塊の親たちの無残な失敗;鏡としての「パンツ売り」;少女は郊外で浮遊する;「女子高生」というブランド)
第2部 コミュニケーションの進化史(新人類とオタクとは何だったのか;無神論者たちの宗教ブーム;社会は「島宇宙化」する)
著者等紹介
宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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