出版社内容情報
【文学/日本文学評論随筆その他】がんとわかってショックを受けて落ち込むか、切り替えて前向きに日々を楽しめるかという「心のあり方」次第で、その後の予後が大きく変わってくることが明らかになってきた。聖路加国際病院で、がん患者の心のケアを専門にしてきた著者が、長生きする心の共通点を説く。
保阪隆[ホサカタカシ]
内容説明
一番の敵は、絶望です。がん患者に寄り添い続ける精神科医が教える「心の処方箋」。
目次
第1章 がんを知っても落ち込まない人の共通点(「がん」と診断 頭が真っ白になる人がほとんどです;「私は死んでしまうんだ…」と思い込んでしまうのには理由があります ほか)
第2章 自分なりに、がんと人生と向き合う(健康な人も、必ず死ぬのです;告知されることで、大切な時間を有効に使えるようになります ほか)
第3章 がんとともに生きるということ(「がん」は試金石 自分にとって大切な人が見えてきます;がんがきっかけで互いの愛に気づくことがある ほか)
第4章 日常の「行動・習慣」から心を整える(「静」のストレス解消法 リラクゼーション法;「ゆれる炎のキャンドル」で簡単に瞑想ができる ほか)
第5章 何があっても心おだやかな人の共通点(目に見えないことを受け止める生き方「スピリチュアリティ」;死を「次の次元への旅立ち」と考えれば生きる意味や自分のミッションが見えてきます ほか)
著者等紹介
保坂隆[ホサカタカシ]
1952年山梨県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科学教室入局。90年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部講師、同大学医学部教授を経て、2010年、聖路加国際病院で精神腫瘍科を開設し、がん患者の心のケアに当たる。現在は精神腫瘍科、心療内科、精神科を連携する聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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