内容説明
精巧なブリキ玩具、日本初のプラモデル、ゴジラやウルトラマンなどのキャラクター玩具。昭和の時代に玩具史に残る数々の名作を作ったマルサン。今は無き伝説のメーカー“マルサン”と思っていたらマルサンはずっと生きのびていた。そんな「あのマルサン」に出逢った男は六代目の代表となり、マルサンと世界の玩具伝説を語る。
目次
第１章 創業から栄光の時代へ―１９２３年～１９６８年（マルサンってあのマルサン？；創業は大正時代 ほか）
第２章 めまぐるしく変わる時代の中で―１９６９年～１９９６年（マルサン再建、時代はスポ根；怪獣玩具再び ほか）
第３章 再び、黄金時代の夢を求めて １９９７年～２００９年（マルサンマンへ変身；食玩ブーム ほか）
マルサン黄金時代対談―マルサンを支えた伝説の男たち（日本初のプラモデルを作った男―柴田幹雄；マルサンの設計師―洲崎三郎 ほか）
玩具黄金時代対談―玩具王国日本を支えた男たち（マスダヤ×マルサン―斎藤洋；日東科学×マルサン―執行松男 ほか）
著者等紹介
神永英司［カミナガエイジ］
１９６０年、兵庫県に生まれる。８３年、日本大学芸術学部写真学科卒業後、渡米。８７年、ニューヨーク大学修士課程修了後、帰国、カメラマンとして仕事を始める。８９年、写真展「ウルトラＰ 昭和を暴れた怪獣たち」をギャラリーＨＡＳＥＧＡＷＡで開催。アパレル、出版などの仕事を経て、９７年、（株）マルサン入社。ホビー事業部長、取締役を経て、現在マルサン六代目代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Izutan
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マルサンの歴史だけではなく、戦後の日本玩具の歩みがわかる一冊。いまだにおもちゃ屋で売られるソフビ怪獣は当初小売店に敬遠されていた商品だったというのは驚きのエピソード。2014/06/24
