出版社内容情報
「ゲノム=青写真」ではない。遺伝子はむしろレシピのようなもの。コンピュータプログラムでいうIFとTHENの両方がある。遺伝子が実際に何をしているかを見ることで、「生まれと育ち」の真の関係が明らかになる。
「ゲノム=青写真」という比喩は誤解を招く.遺伝子はむしろレシピのようなもの.コンピュータプログラムでいうIFとTHENの両方がある.それが環境と手を取り合って働くから,人は生涯にわたって経験から学ぶことができるのだ.遺伝子が実際に何をしているかを見ることで,「生まれと育ち」の真の関係が明らかになる.
単行本刊行時には未収録だった原註・訳註・参考文献を収めた.
※本書は2005年3月,岩波書店より刊行された.
内容説明
「ゲノム=青写真」という比喩は誤解を招く。遺伝子はむしろレシピのようなもの。コンピュータプログラムでいうIFとTHENの両方がある。それが環境と手を取り合って働くから、人は生涯にわたって経験から学ぶことができるのだ。遺伝子が実際に何をしているかを見ることで、「生まれと育ち」の真の関係が明らかになる。
目次
第1章 どちらが勝るわけでなし
第2章 学ぶように生まれつく
第3章 ブレインストーミング
第4章 アリストテレスの原動力
第5章 コペルニクスの雪辱
第6章 心の配線
第7章 心の遺伝子の進化
第8章 パラドックスの消失
第9章 最後のフロンティア
付録 ゲノム解読のための方法
著者等紹介
マーカス,ゲアリー[マーカス,ゲアリー][Marcus,Gary]
1993年、23歳でマサチューセッツ工科大学(MIT)より博士号を受ける。現在、ニューヨーク大学心理学科教授、同大学幼児言語センター教授。専門は発達認知神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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