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岩波新書
カラー版 インカを歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307389
  • NDC分類 268
  • Cコード C0226

出版社内容情報

神秘のベールに包まれた「天空の都市」マチュピチュ,インカ最後の都ビルカバンバの遺跡群,アンデスの雄大な大自然….長年にわたって風と太陽の王国を撮り続けてきた写真家が紹介する魅力あふれる歴史紀行.

内容説明

神秘のベールに包まれた「天空の都市」マチュピチュ、インカ最後の都ビルカバンバの遺跡群、険しい山岳地帯にはり巡らされたインカ道…。風と太陽の大地に生きたインカの足跡をたどる。長年にわたってアンデスの雄大な自然と伝統の世界を撮り続けてきた写真家が紹介する魅力あふれる写真紀行。

目次

1章 マチュピチュ(天空の都市)
2章 大自然(インカ道;チョケキラウ)
3章 ビルカバンバ(ビトコス;エスピリトゥ・パンパ)
4章 征服された山脈
5章 聖域内の伝統

著者等紹介

高野潤[タカノジュン]
1947年新潟県に生まれる。写真家。1972年写真学校を卒業し、翌73年からペルーやボリビアをはじめとする南米に通い続け、アンデスやアマゾン地方を撮り続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

35
★★★★たくさんの遺跡に壮大な自然、色鮮やかな衣装に身を包んで祭りに興じる人々など、ドラマティックな写真がたくさん。≪コンドルは飛んでいく≫の旋律が頭に浮かぶ。独身男女による集団逢引「ロンダ」、ワラカという道具を使った村ぐるみの「投石合戦」、聖鳥コンドルと牡牛との死闘「ヤワル・フェイスタ」など、独特の伝統行事に驚く。地名や人名を含め、耳慣れないカタカナ語が多くて記憶にとどめづらい箇所も多かったが、インカに対する興味関心が高まった。2016/04/23

翔亀

34
【始原へ19】アンデスやアマゾンを専門とする写真家のインカ写真集。観光地マチュピチュが中心ではあるが、この人は本質的に冒険家だ(写真家の多くは冒険家だろうが)。アンデスの3000m級の山岳地帯(アンデス山脈最高峰のアコンガクアは標高6,960mに達する)では、1年前に土石流(ワイコ)のあった渓谷をテントをしょって歩く(2か月後にその場所の民家は全て土石流に流された)、という種類の山旅である。スペイン征服後のマンゴ・インガの反乱の舞台である山岳地帯ビルカバンバを、ユパンギ「インカの反乱」の記述を辿りながら↓2021/06/18

キムチ27

32
「石の文化」とはっきり銘打つことが出来るインカ文面、インカトレイルを感じることができた.思いのほか、カラー写真が豊富でイメージが楽しい。インカトレイルもいくつか掲載されており、期待以上のミニ本。2014/05/13

ヴェネツィア

20
著者は長年に亘って、アンデス地域をたんねんに撮り続けて来た写真家。この本の特徴は、マチュピチュにとどまらず、各地に残るインカ遺跡や、インカ道を押さえていることと、今に生きるこの地方の人々の様子や文化をも紹介していることだ。こうしたことの背景には、著者のアンデスに寄せる深い共感性と、そして、何年たっても失われない新鮮な視点、さらにはあくなき好奇心とがあるからだろう。ただ、クスコが範疇に入っていないのは残念だ。なお、写真はいくぶん暗めだが、いずれも空気感をよく伝えている。2012/06/23

nori

7
Nice photo but less interesting text. One of reasons is Inca history is far from Asia and almost nothing influence directly. If author refer to pandemic as a reason of termination of Inca, it may be interesting for all human in the world now.2021/09/10

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