岩波新書
宇宙論への招待―プリンキピアとビッグバン

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004300069
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0242

出版社内容情報

ニュートンのプリンキピアは宇宙論における第一の革命であった.そして今われわれは第二の革命,ビッグバン宇宙論の進展の真只中にある.宇宙論の歴史の流れをこのように捉える著者が,プリンキピアの世界観とビッグバン宇宙論の対比に焦点をあてて,宇宙論の歴史を解説しながら,宇宙と物理と人間の関係に新しい光をあてる.

内容説明

ニュートンのプリンキピアは宇宙論における第一の革命であった。そして今われわれは第二の革命、ビックバン宇宙論の進展の真只中にある。宇宙論の歴史の流れをこのように捉える著者が、プリンキピアの世界観とビッグバン宇宙論の対比に焦点をあてて、宇宙論の歴史を解説しながら、宇宙と物理と人間の関係に新しい光をあてる。

目次

1 プリンキピアと宇宙(プリンキピアの成立;プリンキピアの背景;プリンキピアの宇宙論;天体宇宙の探究―ビッグバンの発見まで)
2 宇宙の中の物理(宇宙のビッグバン;統一と多様性―素粒子論の展開;はじまりの必要性;存在と階層;存在と状態;存在と認識)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うめいち

3
先だっての「佐藤文隆先生の量子論」が非常に読みづらかったとこぼしていたら、妻(素粒子物理専攻)が出してきたのがこの本。30年ほど前の刊行で、ニュートンのプリンキピアから超弦理論の触りまでというあたり。宇宙の「捉え方」について、興味深いのだが、著者のメモ書きが連なっているようで、視点がくるくると変わり、先の「量子論」よりはマシだがやはり読者のことを考えてないなぁ、という読みづらさ。妻曰く「大学の講義はわかりやすかったけど…」。★☆/わかりやすい最近の宇宙論の解説書を探してみようかな。2020/06/05

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

3
古書店にて購入。ニュートンから始まる天文学史と宇宙観の変遷。当時分かっていたことと未解決の問題について。2017/05/22

Porco

2
初版が半世紀近くも前ということもあり、今では見解が変化している物事はあるだろうが何故か古書店で手に取ってしまった本。前半はニュートンの力学に関する説明と中世宇宙科学史の概要について言及、この時は時代も時代だからか哲学的側面もあり、読解はできた。 後半になってくると、近代物理の話が主となり方程式や用語が頻出してくるので、ペースが弱まる、特に量子力学辺りの内容を理解して読まないと理解が難しい。ハードルは高めな本。2022/02/12

Tim

2
SF小説読むようになったから試しに読んでみたけど、2、3割くらいしか理解できなかった。量子力学とかすっ飛ばしていきなり読むと重い。前半50ページくらいが少し冗長だったかも。2011/01/03

naoto

0
前半はプリンキピアを中心に科学史な感じ、後半は宇宙論…特に科学的記述。数式はほとんどないんだけど、やっぱり難しい。難しいのを読んでる、というある種の快感はあるんだけど、実際は半分もわかってない…拒否的な姿勢になる前に理解したいなぁ。2017/05/16

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