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岩波新書
市民自治の憲法理論

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  • サイズ 新書判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004100423
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0231

出版社内容情報

憲法は国家のものか,市民のものか.今日,市民運動の昴進は,従来国家統治の対象とみられていた市民こそが,憲法理論をつくる主体であることを認識させつつある.本書は,既成法学の国家法人論的概念構成を批判し,市民自治から発する分節政治システムと,基本的人権を核とした国民の政府への機構信託を構想することによって,憲法学と政治学の結合を前提とした,国民主権の日常的発動を目標とする憲法理論の再構成を具体的に展開する.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

8
目から鱗が落ちるとはこのことか!憲法は、市民が解釈することがあっても良いし、公共の福祉だって、統治権力による国民の権利の制約ではなく、国民の権利実現のために統治権力を制限する方向があったなんて。 真の民主主義、国民主権を実現するために、政治システムを上からの統治ではなく、下からの主権の行使のシステムに変える必要があるんだねえ。凄い内容の本だった。松下圭一の本をもっと読んでしっかり勉強していかなきゃ。2021/09/20

Ra

1
通説あるいは有力説への too radical な挑戦だが,目が醒まされる部分も多々ある。2018/01/24

ソフトバンク

0
難しくて読みきれないかと思った(^^;書かれていることに意見するほど知識を持ち合わせてないです。刊行から40年、市民自治が全く進んでないことはよく分かった。 http://ameblo.jp/softank/entry-12056992675.html2015/06/14

kishikan

0
市民自治を語る上で、必読と言える本。世の議員さん、市民活動家のみなさん、この本を読まずして、市民自治についてアレコレ言うべからず!

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