出版社内容情報
思想のあらゆる固着化を拒否し,思想の抽象的体系化を否定したソレル(1847‐1922)は,常に現実に浸透することによって思想に生気を取り戻そうとした人であった.議会主義的社会主義政党に対決し,労働者の反議会主義と行動主義を主張した本書は,いわゆるサンジカリズムの代表的理論であり,当時の労働者・知識人の歓迎を受けた.
内容説明
“戦争と革命の20世紀”を震撼させた書!フランスの社会思想家ジョルジュ・ソレル(1847‐1922)の代表的著作。国家の強制力に対抗し、個人の自由と権利を擁護するための、下からの暴力を主張。革命的サンディカリズムの立場から、生産者の共同体と新しいモラルの再建を唱えた。その影響は左右両翼に幅広い。新訳(全2冊)。
目次
第1章 階級闘争と暴力(富裕な集団に対する貧しい集団の闘争;階級分裂に対する民主政治の敵対 ほか)
第2章 ブルジョワジーの頽廃と暴力(恐怖をあたえることを必要とする議会主義者;パーネルの方法 ほか)
第3章 暴力に対する偏見(フランス革命に関する旧来の諸思想;八七〇年の戦争と議会制度から生じた変化 ほか)
第4章 プロレタリアのストライキ(議会主義的社会主義のあいまいさとゼネストの明解さ;歴史上の神話 ほか)



