新日本古典文学大系 〈９８〉 東路記 貝原益軒

貝原 益軒【著】/板坂 耀子/宗政 五十緒【校注】

岩波書店（1991/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 460,／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784002400983
• NDC分類 918
• Cコード C0391

出版社内容情報

江戸時代の紀行文集．諸国の珍しい事物，自然，奇談，畸人との出会いを平明な和文で知的かつ客観的に描く．一種の情報誌として広く読まれた．貝原益軒の「東路記」「己巳紀行」，橘南谿の医学修行の旅「西遊記」．

内容説明

江戸時代、新しい型の紀行文が生まれた。諸国、諸地方の珍しい事物、自然、奇談、畸人との出会いを、知的かつ客観的に描く。その豊富な内容と平明な和文は、争って読まれベストセラーとなる。貝原益軒の「東路記」、「己巳紀行」。橘南谿の「西遊記」。一種詩的な潤いをもつ名文の中に、ヒューマニストの姿が浮かび上がる。