出版社内容情報
東風の吹く日に,こうもり傘につかまって空からバンクス家にやってきた風変りなナース(保母)の物語.ふだんはきびしいメアリー・ポピンズですが,彼女が語るお話は,子どもたちを冒険へと導きます.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
99
ジュリー・アンドリュースのイメージが強いので、そのギャップに驚いた。いつも不機嫌で、高飛車で、ナルシストのメアリー・ポピンズ。子どもたちはおどおどと彼女の顔色をうかがってばかり。優しいナニーというより、冒険へ連れて行ってくれる魔女だ。ロンドンの窮屈な子どもたちに不思議な世界を見せる『ピーター・パン』や『アリス』『ナルニア』等と同じ系譜のものだとよくわかった。続編も読んでみよう。2017/01/23
wakana
2
学校の課題で…!ピーターパンを読んだときにも思ったけれど、ディズニーはキャラクターを良く描きすぎるきらいがあるのでは?(笑)ディズニー映画ではあんなに優しいメアリーポビンズが、本の中では意地悪(でも本当は優しい)で…映画から入ったらびっくりするかもしれない。エブリデイマジックなんだけども、全く予想だにしないことが次々と起こるところが面白い!一番いいな、と思ったのはジョンとバーバラの話。小さいときには分かっていたことが、大きくなったら分からなくなってしまうことって本当にあるのかもしれないな。2014/12/01
ムーミンママ
0
メアリーが想像してたのと違っていた。いつも不機嫌で怒ってて(笑)でも子供たちには好かれている。メアリーは《魔女》ではなく《魔法使い》だと思った。続編も読んでみよう。2019/01/19