家永三郎集〈第2巻〉仏教思想史論

家永三郎集〈第2巻〉仏教思想史論

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000921220
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0321

出版社内容情報

代表作『上代仏教思想史研究』と『中世仏教思想史研究』に収録のものから選び出した主要な論稿10篇を軸に構成.「家永史学」の重要な構成要素であり,日本仏教思想に関する初期の研究の実体と特徴も伺うことができる.

目次

神代紀の文章に及したる仏教の影響に関する考証
東大寺大仏の仏身をめぐる諸問題
国分寺の創建について
末法灯明記を中心とする諸問題―最澄の宗教と宝亀延暦朝の仏教政策との聯関について
法成寺の創建
更及日記を通して見たる古代末期の廻心―日本思想史における彼岸と此岸との問題
六道絵とその歴史
親鸞の宗教の成立に関する思想史的考察
道元の宗教の歴史的性格
日蓮の宗教の成立に関する思想史的考察
日本仏教の今後の姓名
歴史上の人物としての聖徳太子
歴史上の人物としての親鸞