出版社内容情報
戦前から現在まで、「在日」はどのように生きていたのか。その歴史・思想・生きざまを体系的に描き出す。
内容説明
在日朝鮮人はどのように生きてきたのか。南北の体制競争、二世の葛藤、「在日」の生のリアリティとは。
目次
第1章 路線転換と文学活動(民戦から朝鮮総連へ―路線転換の歩み;在日朝鮮人の文学(二)解放後、民族をめぐる葛藤)
第2章 帰国事業と四・一九革命、そして日韓条約(帰国事業と四・一九革命;朴正煕の軍事クーデターと日韓条約)
第3章 民族をめぐる葛藤(総連・民団の対決、在日二世の葛藤;「三つの国家」のはざまでの苦闘―作家・金達寿の場合)
著者等紹介
尹健次[ユンコォンチャ]
1944年生。京都大学卒業。東京大学大学院博士課程修了。神奈川大学名誉教授。『在日総合誌 抗路』編集委員。近代日朝関係史、思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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