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国家と宗教―ローマ書十三章解釈史=影響史の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 528,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000228985
  • NDC分類 193.71
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「すべての人は上に立つ権威に従うべきである」とするローマ書十三章の言葉が生み出した膨大な解釈史。著者はそのジャンルに分け入り、国家と宗教をめぐるヨーロッパ政治思想の普遍的認識を提示する。著者積年の研究の集大成。

目次

はじめに―問題の所在
使徒パウロの基本的視座
第1部 ヨーロッパ精神史におけるローマ書十三章―ローマ帝国の時代から二つの大戦の時代まで(古代・中世教会の釈義的遺産;宗教改革とその周辺;近代国家論とローマ書十三章;二つの大戦のい時代;中間的考察)
第2部 近代日本思想史におけるローマ書十三章―明治期プロテスタンティズムから太平洋戦争の時代まで(プロテスタント宣教師たち;明治キリスト教とローマ書十三章;大正デモクラシーとローマ書十三章;天皇制ファシズム確立期のキリスト教;太平洋戦争の只中で)
反省と展望

著者等紹介

宮田光雄[ミヤタミツオ]
1928年高知県生まれ。東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授。政治学、ヨーロッパ政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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