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岩波講座 物理の世界 力学〈1〉運動と力学

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  • サイズ B6判/ページ数 84p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000111010
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C3342

出版社内容情報

運動を数量的にどう表示するかという問いから出発し,自然現象を数学的に取り扱う方法を見る.とくに計量=ゲージと「表示」の意味の違いを強調し,表示法によらないゲージ不変な運動法則とはどのようなものかを示す.

内容説明

実験や観測で得た結果を数学的に表現することで、新しい発想の世界が拓かれる。そこから実りある成果を引き出すためには、数理的手法によって得た結論が直感になじまなくとも受け入れること、いわばものごとをありのまま見ないことが必要となる。それを修行するのが、力学・解析力学を学ぶ目的である。

目次

1 運動と表示(運動方程式と座標系;曲線座標での運動方程式;オイラー‐ラグランジュ方程式;慣性系と回転系)
2 ラグランジュ形式とハミルトン形式(拘束運動と自由度;一般化座標、配位空間、拘束条件;配位空間でのオイラー‐ラグランジュ方程式;多様性の選択;ハミルトンの正準方程式;相流とリュービユの定理;正準変換と「両端固定」;微小変換とポアソン括弧式)
3 いろいろなダイナミクス(サイクリック座標と中心力での運動;摂動;多粒子系;剛体の慣性能率とオイラー方程式;オイラーのコマ;固有振動)

著者等紹介

佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年生まれ。1960年京都大学理学部物理学科卒。現在、甲南大学理工学部教授、京都大学名誉教授。専門は、宇宙物理学
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