岩波ブックレット<br> 子どもたちのアフガニスタン

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岩波ブックレット
子どもたちのアフガニスタン

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000092593
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0336

出版社内容情報

著者は20年前よりアフガニスタンをたびたび訪れて,そこに暮らす人々,とくに子どもたちの素顔を撮り続けてきた.出会った子どもたちが,日々の暮らし-学校,仕事,遊び,家族,そして戦争を語る.(カラー口絵8ページ)

内容説明

戦火のなかで生きるアフガニスタンの子どもたちはたくましい。ちょっとのことではへこたれない強さと同時に、やさしさや繊細さも見せてくれる。ソ連軍侵攻下の1980年からタリバーン政権崩壊の2001年まで、著者が出会った子どもたちの姿をまとめた。

目次

子どもたちの歌声
子どもたちの仕事
子どもたちのたくましさ
片足を失った少女
子どもたちの恐怖
少年スパイ、モハマッド
炊事係の少年
アフガニスタンの自然と風土
子どもたちの四季
馬追いの少年
学校
市場の少年
カブールへ
靴磨きの少年
イスラムの心
未来へ

著者等紹介

長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年北海道釧路市生まれ。写真家。80年から世界の紛争地を訪れる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takao

4
2002年2月6日発行(初版)。1975年に大学を休学して初めてアフガニスタンを訪れた著者。次にフリーカメラマンとしてアフガニスタンに行ったのはソ連軍による侵攻の翌年1980年。それからタリバン政権崩壊後の2001年まで、22年間にアフガニスタンで出会った子どもたちの姿が写真と文章で伝えられている。子どもたちの「おじさん、戦争は人が死ぬんだよ」「日本はいいね。戦争がないから」「そこ(日本)には戦争がないの? ないなら、行ってみたいなぁ」などの言葉が胸に染みた。2016/12/25

Mai

1
ソ連軍進攻下の1970年からタリバーン政権崩壊の2001年の間、作者がアフガニスタンで出会った子どもたちの姿を写真と文章で伝えている。子どもたちの生活を通して、アフガニスタンの暮らしや習慣、文化、宗教、風土が紹介されている。長く続いた戦乱の背景にも触れている。アフガニスタンのことはほとんど知らなかったけれど、その土地で暮らす人々に心を寄せるきっかけになった。 2015/02/01

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