内容説明
地球という惑星で生起する自然現象は、一見すると多様に見える。しかし、大気や海洋の運動、地震・火山活動、地殻変動、磁気圏のオーロラなど、個々の物質圏でのさまざまな現象の本質は“変形と運動”にあるという認識に立ち、地球を「連続体」としてとらえれば、共通して分析できる。本書ではその基礎的理論を解説する。
目次
1 連続体力学の基礎
2 流体力学
3 電磁流体の力学
4 弾性体振動論
5 変形と破壊
6 岩石の粘性流動
著者等紹介
松井孝典[マツイタカフミ]
千葉工業大学惑星探査研究センター所長
松浦充宏[マツウラミツヒロ]
統計数理研究所特任教授
林祥介[ハヤシヨシユキ]
神戸大学大学院理学研究科・惑星科学研究センター教授
寺沢敏夫[テラサワトシオ]
東京大学宇宙線研究所教授
谷本俊郎[タニモトトシロウ]
東京大学大学院理学系研究科教授
唐戸俊一郎[カラトシュンイチロウ]
イェール大学地質地球物理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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