絶対ゼータ関数論

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000062831
  • NDC分類 413.5
  • Cコード C3041

内容説明

フェルマー予想や佐藤‐テイト予想といった難問解決に大きな貢献をしたゼータ関数論。残る数学最大の未解決問題リーマン予想を解くには、さらに拡張した絶対ゼータ関数論が最有力とされる。絶対ゼータ関数とは何か、なぜそれが解決に有効なのか。理論の基礎から「絶対数学」のさらなる展望までを含めて解説する。

目次

1 ゼータ関数の歴史
2 表現の絶対ゼータ関数
3 絶対体と絶対代数
4 絶対保型形式と絶対ゼータ関数
5 絶対ラングランズ対応
6 絶対極限公式
7 絶対オイラー積
8 絶対セルバーグ・ゼータ関数
9 絶対リーマン予想
10 多変数絶対ゼータ関数と新谷ゼータ関数

著者等紹介

黒川信重[クロカワノブシゲ]
1952年生まれ。1975年東京工業大学理学部数学科卒業。現在、東京工業大学大学院理工学研究科教授。専攻、数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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