出版社内容情報
語学ができる人は数学も得意? 人気の新薬はほんとうに効く? そんな判定を限られた観測データからおこなうのが統計的推論。著者が関わった実例をもとに、データの整理法や比較の要点など基本的で応用自在な技術を解説。
内容説明
語学ができる人は数学も得意?人気の新薬はほんとうに効く?このような推論に欠かせないのが統計科学的アプローチ。本書は著者が関わった実例をもとに、限られた観測データからどのように推論すればよいのかを基礎から解説。そのためのデータの取得や解析法など、すぐに役立つ応用自在な技術を提供する。
目次
誤差を測る?
相関を測る
2×2分割表の活用
検定と信頼区間
タミフル投薬と未成年者異常行動の関連
ゼロトレランス問題―BSE余談
受動喫煙のリスク評価
新薬開発のプロセスと統計学
職業により初診時癌重症度は異なる?
コレステロール低下剤Mは有効か?
血圧日内リズムのパターン分類
副作用情報収集と時系列変化点解析
著者等紹介
広津千尋[ヒロツチヒロ]
1939年東京に生まれる。1968年東京大学工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年東京工業大学助手。1971年東京大学講師、助教授、教授を経て2000年東京大学名誉教授。同年明星大学教授を経て、2010年から同大学連携研究センター所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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