剥きだしの野の花―詩から世界へ

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剥きだしの野の花―詩から世界へ

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000022231
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0095

出版社内容情報

言葉と世界との出会いを,文字から声へ,イメージへと根源的に探り,旅の体験や,古今東西の文学者の言葉を渉猟する中で考察する,現代日本を代表する詩人の論考.日本語の新しい力を,ラディカルな思考と文体で創造しようとする試み.

内容説明

イェイツ、道元、親鸞、賢治から現代の創造の現場へ―日本語のあらゆる可能性を駆使して、多層性として顕れる世界を深奥から豊かに再‐創造する。

目次

火(Adonisに、―西行法師生涯の名歌を捧げる)
東京湾に、「百合鴎」が
剥キダシノ野ノ花
心には、「奥島」というものがあるらしい
小心
古代天文台―「注」わたくしたちは誰でもが優れた楽器なのだ
瘤だらけの小さな棒‐の
田村さんの詩の坑道(undermine)
美しい(長い)生命曲線〔ほか〕

著者等紹介

吉増剛造[ヨシマスゴウゾウ]
1939年、東京生まれ。慶応義塾大学国文科卒。在学中から『三田詩人』『ドラムカン』を中心に旺盛な詩作活動を展開、以後先鋭的な現代詩人として内外で活躍、高い評価を受ける。朗読や、現代美術や音楽とのコラボレーション、写真などの活動も意欲的に展開している
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感想・レビュー

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gu

0
知らないことだらけでとても読めたとはいえないが、読めないなりに豊かな体験だったと思う。こういう世界の見方があるのか、と。異語混淆、多触覚的アンテナという言葉が印象に残る。古川日出男がどれだけ影響を受けていたかわかった気がする。2013/03/27

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