出版社内容情報
時代の変化についていけない旧華族の亡びを描く「西行桜」，父母の記憶から家族の肖像をたどる「通盛」，男と女の妖しさに迫る「竹生島」，人間の業を問う「野宮」の4編を収録．鋭い感性と精緻な文体で人間の哀しさに迫る．
内容説明
夢幻、現実、亡び。幻想的劇的な文学空間。能楽に素材をとり、舞台を現代に移した妖しくも、哀しい世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eriko*
2
先日お亡くなりになったということで、図書館で手にし、初読みです。 能に題材があるということでしたが、元ネタを知らないので、余りピンと来ませんでした。残念。2014/01/07
