湖上の美人

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784990132101
  • NDC分類 931
  • Cコード C0098

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

11
スコットランドのハイランド地方を舞台とし、中世騎士たちを主人公とした長編詩。美しい言葉で歌われたスコットランドの湖水風景。湖上の茅屋に住む、幻想的な美女。戦闘を前に、緊迫した面持ちで湖水地方を駆け抜けていく伝令たち。妖しげな預言者の、狂信的な予言。スコットの詩は、緩急を見事に使い分けて、やがて荒々しい戦闘場面へと突き進んでいく。騎士の戦って、やっぱりかっこいい。それにしても、シューベルトの名曲「アヴェ・マリア」の原詩がこの「湖上の美人」からとられていたとは! 2015/05/26

がんぞ

1
スコットランドで16世紀前半ジェームズⅥの君臨していた頃の話。イングランドは封建制だが、スコットランドは家父長制で狩猟となれば一家総出で出動するのであった。湖上の美人の父親、グラント伯爵は反逆(イングランドとの内通)を疑われ出奔し地方豪族ロデリックに匿われている。美男子の主人公が迷い込んだ館にはとうにそれを予見した予言者の助言によって宿泊の準備がしてあった。そして今その予言者の竪琴はこころならず悲しい調べを奏でてしまう、凶兆だ!…児童書なんかで「戦争はいけない」なんて教えるのは嘘だ。戦争は面白いんだから2012/10/16

tooka

1
美しいハイランドを舞台にした勧善懲悪と対極をなす古き世界(ロデリック)と新しき世界(ジェイムズ)との対立を描いた長編詩。2008/10/18

まーさん

0
小学校のころに読んだなあ。

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