内容説明
本書は、最新の児童福祉の動向を踏まえ、児童福祉各分野が抱えている福祉施策の現状とその問題点を明らかにしつつ、各分野の課題と展望を明らかにした。福祉系、保育系の短期大学や専門学校の学生をはじめ、児童福祉分野で働きはじめた実践者にわかりやすい、使いやすいテキスト、ハンドブックである。
目次
現代社会における新しい福祉ニーズと児童福祉―児童の権利に関する条約と児童福祉
児童福祉の成立と展開
児童養護問題と福祉施策
情緒・行動に問題のある児童の福祉施策―児童自立支援施設・情緒障害児短期治療施設
心身障害問題と福祉施策
保育問題と福祉施策
母子・寡婦・母子保健問題と福祉施策
児童の健全育成と福祉施策
児童福祉の機関
児童福祉施設
児童福祉の専門職
著者等紹介
吉田宏岳［ヨシダコウガク］
大正大学仏教学部卒業、日本社会事業学校研究科卒業、名古屋大学文学部大学院中退。現在、愛知新城大谷短期大学。『教養としての社会福祉』（川島書店）、『実践としての社会福祉』（川島書店）、『社会福祉』（福村出版）、『社会福祉の方法』（相川書房）など編著書多数
神戸賢次［カンベケンジ］
日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。現在、中部学院大学短期大学部教授。『保育士をめざす人のための福祉施設実習』（みらい）、『子どもの福祉と施設養護』（ミネルヴァ書房）、『子どもの援助と子育て支援―児童福祉の事例研究』（ミネルヴァ書房）、『新版 児童養護の原理と内容』（みらい）など編著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
