すべての武器を楽器に

  • ポイントキャンペーン

すべての武器を楽器に

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938913137
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0095

目次

序・すべての武器を楽器に
アトランタで見た風景
『花』は国境を越えて
沖縄に世界のすべてがある
集合覚醒意識の時代
喜納昌吉 光のメッセージ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Enzo Suzuki

1
沖縄の人が、とことん熱く沖縄について書かれた本をはじめて読んだかも。 「日本の問題でもアメリカの問題でもない。まずは、われわれ沖縄の問題である」石垣の新空港への批判も痛烈に書かれていた。建設が決まった当時の西銘沖縄知事に対して「米軍基地の土地収用に反対する県や知事が、より弱い立場である農民の土地を強制的に使用する矛盾に、なぜ気がつかないのか」と。 環境保護を目的とした世界的な会議で、石垣の新空港は議題に上がり、しかも反対声明まで出ていたという事実は知らなかった。 「基地を移転するという。例えばハワイ。2012/05/30

インデックス熊

0
琉球音楽家、喜納昌吉さんの作品。1997年初版。当時の世相に危機意識をエキセントリックに投げかけているが、個人的には時の流れと共に色褪せた感が否めない。本質を見極めないまま、目の前の事象を、自身の目的に合わせて攻撃的に論を展開すると、追って上滑りしてしまうのか。地政学を無視したファンタジーと感じてしまうのは、自身が保守体制的な考えにあるということであろうか。文字は固体、言葉は液体、音楽は気体、水での例えは面白く感じた。老子曰く、上善如水と。2021/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/605045
  • ご注意事項