内容説明
明治維新期の佐賀県は多くの偉人を輩出した。しかし、電気工学の巨人・志田林三郎の名前を知る佐賀県人は少ない。いま、鮮やかによみがえった林三郎。その神童ぶり、天才ぶり。林三郎の先見性はどのようにして得られたのだろうか。エレクトロニクス大国・日本の原点を築いた巨人の生涯をはじめて単行本にまとめる。
目次
第1章 佐賀の風土と神童・志田林三郎
第2章 工部大学校での偉才・志田林三郎
第3章 異国グラスゴーでの秀才・志田林三郎
第4章 官学両刀遣いに冴える志田林三郎
第5章 フラクタル・カオスへの挑戦
第6章 早逝したパイオニア志田林三郎
第7章 志田林三郎と現代
図録 志田林三郎の生涯